お笑いタレントの今田耕司(58)が28日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にコメンテーターとして出演。「頂き女子りりちゃん」を名乗って詐欺などの罪に問われた渡辺真衣被告(25)が22日、名古屋地裁で懲役9年、罰金800万円の判決を受けたことに言及した。

 渡辺被告は「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺のマニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み計約1億5500万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた。

 渡辺被告は父親からの虐待など、家庭環境が良くない状況で育ったなどとも伝えられているが、今田は「でも寂しいからと言って、人が一生懸命働いたお金をだまして取り上げる、人の心をもてあそぶっていうのはどんな生い立ちがあるにせよ、やっぱ絶対に許されることじゃないから、当然それぐらいのことしたら、これくらいの罰はあるんだよっていうのは、やっぱ見せしめじゃないですけど重くしてもらいたい」と厳しいコメント。

 「初犯でも9年、せっかくの若い今からいろんなことが出来る可能性のある10年を犠牲にしてまでやることなのかどうかっていうのは他の人にも知らしめてほしいかなと思いますね」と続けた。

 マニュアルに関しても「犯罪集団を作ろうとしてるようなもんじゃないですか。マニュアル化してみんなもほらこうやってお金をだまし取りましょうっていう」と憤慨。「だからこういうことなんだよっていうのが、こんなにシリアスな悪いことなんだっていうのは、ここでやばいやばいっていうね」と今後の犯罪の抑止力となることを期待した。

 「ぞっとするわ、ぞっとするよな。この年齢で」とも語った。

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