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安樂智大、“過酷なメキシコ”で無双状態 2240mの超打高本拠地も…驚異の防御率1.35


 メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)でプレーする安樂智大投手が、好投を続けている。

 7試合に登板して0勝0敗2セーブ、防御率1.35。標高2240メートル超の高地にある球場を本拠地とし、超打高の環境の中でいまだ被弾ゼロの好成績を残している。

 安樂を巡っては、複数の選手がハラスメント行為を楽天球団に訴えたとされており、昨年12月1日にNPBから公示された各球団の契約保留者名簿に記載されなかった。

 その後、今年2月にディアブロスが発表したキャンプ招待選手のリストに名を連ね、開幕ロースター入り。12日(日本時間13日)には初セーブを挙げた。

 メキシコシティにある本拠地球場は標高2240メートル超の高地にあり、空気抵抗が少ないために打球が飛ぶと言われる。

 昨季はメジャーリーグの公式戦も行われ、1試合で両軍計11本塁打が飛び出して話題になった。一説によると、一般的な球場での同じ打球速度と角度の飛距離に比べ20メートル伸びるという。

 そのような過酷な環境で、ここまでは好成績を残している安樂。もちろん昨季は楽天で57試合に登板し、3勝0敗10ホールド、防御率3.04と勝ちパターンを担っていた投手だけに驚きはないだろう。

 メジャーリーグとの契約を目指す選手も多いハイレベルなメキシカンリーグ。今後の展開にも注目が集まりそうだ。