【前略】
1600万ドルもの大金が口座から消えていたことに気づかなかったという点について、米スポーツ専門局「ESPN」の敏腕記者ジェフ・パッサン氏が言及した。同局公式Youtubeチャンネルのスポーツトーク番組「パット・マカフィー・ショー」に出演。「これは重要なポイントだと思う。周りの誰かがその立場を利用して大金を失ったアスリートは彼が初めてではない。こういったことはプロのアスリートが高い給料を支払われている限りは存在する」としたうえで、こう続けた。

「アスリートたちの頭の中にあるのは自分の技術に熱心に献身的になることで、100%のスキルを注がなければならない。プロスポーツで生き残るにはそうするしかない。ましてやショウヘイ・オオタニのようにこれまでに見た中で最高の選手の1人になるような場合は言うまでもない。自分の技術に対して一心不乱になっていることと、フィールド内外でたくさんのお金を稼いでいて、お金持ちを超えているという事実が合わさると、気づかないというのは非常に簡単に起こってしまう」

パッサン記者は、大谷が「富豪」を超えた存在であると分析。「人々は1600万ドルをどうやって失うんだというけれど、一体どの時点でその数字が憂慮すべきものになり、どうすればこれを失うことができるんだと言えるんだ。500万? 1000万? あんな大金を所有していたら全部同じだよ」と気づかなかったことについての見解を示した。

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THE ANSWER編集部
2024/04/18 10:03
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