2024.04.16 12:00
NEWSポストセブン
『沈まぬ太陽』モデルの伊藤淳二JAL元会長・鐘紡元会長が逝去していた

 1960〜1980年代にかけて鐘紡(のちのカネボウ)の社長・会長を務め、その後、日本航空(JAL)の会長も務めた伊藤淳二氏が逝去していたことがわかった。
伊藤氏は、山崎豊子氏の小説『沈まぬ太陽』で大手航空会社再生のために送り込まれた国見正之のモデルになったことでも知られるほか、
城山三郎氏の『役員室午後三時』の主人公のモデルにもなった、昭和を代表する経営者の一人だ。

 伊藤氏は1922年生まれ。1968年に武藤絲治(いとじ)氏から社長業を引き継ぎ、多角化経営路線である「ペンタゴン経営」を推し進めた。
1985年には中曽根康弘内閣によるJALの民営化方針を受け、同社副会長を兼任。のちに会長職にも就き、労使協調と経営多角化路線を推進した。

 関係者によると、同氏は1年以上前に亡くなっているという。その訃報はこれまでメディアでは報じられておらず、「表立った『お別れの会』なども実施されていない」(関係者)という。
     ===== 後略 =====
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