4/10(水) 14:00配信

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北日本新聞
黒と茶色の本体カラーで、全国の小学校に寄贈されている「大谷グラブ」

 全日本軟式野球連盟は今季、一般から学童までの全部門を対象に投手グラブのカラー規制を緩和し、本体に2色まで使用できるようにした。従来はしめひもなどを除き、本体は1色に限定していた。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に黒と茶色のグラブを贈ったことを受けてルールを見直し、「大谷グラブ」も公式戦での使用が可能になった。

 同連盟は投手グラブに関し「縁取り、しめひも、縫い糸を除く本体は1色でなければならない」と定めていた。野手グラブの色に制限は設けていない。

 大谷選手が昨オフから国内の小学校約2万校に子ども用グラブ各3個を贈っているのを受け、児童に実戦で使用してもらおうと1月の理事会で改訂を決めた。

 新ルールでは、本体の捕球面や背面、網に2色まで使用可能となった。柄模様も認めるほか、ひもや人さし指のカバーなど他の部分も制限はなく、マーク類や刺しゅうも自由。ただ、球が見えにくくならないように白やグレー、極端に薄い色は使えない。

 同連盟は「選手に寄り添ったルール変更で競技環境を整え、野球人口が減少する中でも普及活動を続けていきたい」としている。 

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