4/8(月) 9:01配信
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産経新聞
1回、ドジャース・大谷翔平から三振を奪うカブス・今永昇太=リグリー・フィールド(蔵賢斗撮影)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平とカブスの今永昇太の対決が7日、シカゴで実現した。四回裏途中で雨により2時間51分の中断の後、再開された。2人の2度の対決は空振り三振と三邪飛で、内角高めのフォーシームを投げ込んだ今永に軍配が上がった。

今永は3時間の中断から再開後はマウンドに立たなかった。4イニングを43球、2安打、3三振でMVPトリオを含めて強力ドジャース打線を封じる好投だったが、2勝目はならなかった。前回登板から10イニング無失点が続いている。

気温8度、厚い雲が垂れ込める中、一回1死走者なしで、半袖で今季2勝目を狙う先発の今永と「2番・指名打者」で出場の大谷の初対決は回ってきた。初球93マイル(約149キロ)フォーシームがボールとなると、大谷は積極的にバットを振り、フルカウントからファウルで粘った9球目。今永が渾身の力で投じた内角高め94マイル(約151キロ)のフォーシームに空振り三振。雨が激しく降る中の第2打席は三回2死走者なしで、1球目のフォーシームをファウルした後の2球目、91マイル(約146キロ)のフォーシームを内角高めに投げ込み、三邪飛に打ち取った。

試合再開して今永が降りた後の大谷は六回2死走者なしの第3打席で、3番手右腕ライターの初球を右翼手の鈴木の左を抜く今季初の右中間三塁打。八回2死一塁での第4打席は4番手右腕バレンシアから中越えの今季6本目の二塁打、一走を本塁に迎え入れて打点1(7打点目)。4打数2安打1打点、1三振で打率は3割2分。

カブスの鈴木誠也は「2番・右翼」で出場。一回無死一塁での第1打席は空振り三振。3点を先行した二回1死一、三塁の第2打席では初球のチェンジアップに合わせて左犠飛を放って4点目。四回無死2塁での第3打席は死球。六回1死走者なしの第4打席は空振り三振。八回1死走者なしの第5打席は二飛。3打数無安打1打点、2三振1死球で打率2割8分8厘。

試合はカブスが8−1で快勝、ドジャース3連戦を勝ち越した。ドジャースは今季初の連敗。

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