4/6(土) 6:19配信

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スポニチアネックス
5回、2号2ランを放った大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース7ー9カブス(2024年4月5日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)、敵地でのカブス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で先制の起点となる二塁打、4点を追う第3打席に2戦連発となる2号2ランを放つなど5打数2安打2打点の活躍を見せた。しかし、チームは7―9の逆転負けを喫して今季3敗目となった。

【写真】5回、2号2ランを放った大谷はガッツポーズ

 メジャー史上2番目の歴史を誇る球場に衝撃を与えた。2−6の4点を追う5回無死一塁で迎えた第3打席。カブス先発・ヘンドリックスが投じた真ん中低めのチェンジアップに体が反応した。タイミングを外されていたものの、最後右手一本で合わせてバットにボールを乗せた。

 高々と舞い上がった打球に大谷はすぐに確信歩き。右翼を守っていた鈴木誠也はフェンス際で打球を眺めるしかなかった。2試合連発となる今季2号2ラン。右手一本で打球速度105.2マイル(169.3キロ)、飛距離379フィード(115.5メートル)と圧巻のパワーを見せつけた大谷に第1打席でブーイングを浴びせていた観客たちは総立ちとなり、大歓声へと変わった。

 この本塁打でメジャー通算173本塁打。日本人最多の松井秀喜(ヤンキースなど)の175本にあと2本と迫った。また、リグリー・フィールド初本塁打で23球場目弾となった。

 大谷は初回に先制の起点となる左中間二塁打を放っており、2試合連続マルチの2打点で今季初の複数打点を記録した。チームは12安打7得点を奪いながらも、2回に5失点するなど投手陣が9失点。逆転負けを許して5試合ぶりとなる黒星で今季3敗目となった。

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