読売新聞 3/27(水) 10:42

【ロサンゼルス=後藤香代】
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平氏(39)の違法賭博疑惑で、自らの関与を否定した大谷選手の声明について、地元紙ロサンゼルス・タイムズは26日、「話の信ぴょう性を補強する詳細に欠けていた」と批評した。

 同紙は「なぜ自分の口座からブックメーカー(賭け業者)に450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことに気付かなかったのか。質疑応答を受けていたら、間違いなく指摘されただろう」との見方を示した。答えの一つとして大谷選手の人間性を挙げ、「他のことに興味がなく成長した野球少年で、お金に無関心」と評した。

 チームメートから「彼を100%信じる」「彼をサポートしたい」といった声が上がっていることを紹介し、「大谷選手が悪徳通訳の被害者だった可能性は十分にある」と伝えた。

https://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20240327-OYT1T50068/
26日、大谷選手の声明について報じた地元紙ロサンゼルス・タイムズ=後藤香代撮影
https://i.imgur.com/y4v1DXV.jpg