2024年3月24日 05:00

 女優・天海祐希主演で公開延期となっていた映画「緊急取調室 THE FINAL」が今秋に再撮影することが、わかった。

 同映画は昨年6月16日公開の予定だったが、歌舞伎俳優・市川猿之助の事件が起き、無期限の公開延期に。一時はお蔵入りも危ぶまれたが、共演者、スタッフともに「天海さんのために…」と再撮影を願い出ていた。

 ただし、すんなりとはいかず。猿之助演じる総理大臣役は物語のキーパーソン。事件の影響もあり、代役探しは難航した。

 メディアでは天海と同じ大手芸能プロ「研音」所属の唐沢寿明や反町隆史、上川隆也、オダギリジョー、織田裕二の名前が浮上しては消えた。

「天海さんも役者仲間を見つけては、笑顔で『誰かやってよ~!』と直々にオファーをかけていました。それほど代役が決まらなかった。やはり〝猿之助さんの後任〟ということが大きかったようです」(芸能プロ関係者)

 今秋に〝再撮〟が決まったということは、猿之助の後任も決まったということ。現場では厳しいかん口令が敷かれており、それが誰か名前を知る者はほんのひと握りだという。

「ここまで(代役が)決まらなかったのは、目星をつけていた大物俳優に断られたから。かといって、誰でもいいわけではない。ある程度、名のある俳優でないと物語に重みがなくなくなりますからね」(同)

 同作は来年中に公開予定。併せて俳優・永山絢斗の大麻事件でお蔵入りとなったスペシャルドラマの再撮影も行われるという。

 天海は4月スタートの木村拓哉主演の連ドラにも妻役で出演が予定されている。今年はドラマに映画に大忙しの1年となりそうだ。

東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/296486