2024年03月19日 03:10

 昨季DeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手(33)が18日(日本時間19日)、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。メキシカンリーグの強豪メキシコシティ・レッドデビルズ(ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ)の一員として、メキシコシティで行われる3月24日(同25日)のヤンキース戦に登板することを明かした。

 同投手は、レッドデビルズでの登板試合を明かしたうえで「4月11日から5月8日までディアブロスのために5試合に登板することに同意しました」と加えた。メジャー復帰を希望しているだけに、試合勘や調整不足を補うために実戦を重ねておくことが狙いとみられる。

 メジャー通算83勝で20年にサイ・ヤング賞を獲得。昨季はDeNAで10勝を挙げた実力者は「万が一MLBからオファーが来たとしても、すぐにローテーションに加わることができる」としたうえで「日曜日に会えるのを楽しみにしているし、メキシコの野球を皆さんにお見せするのが待ちきれないよ!」と記した。

 バウアーは今月10日(日本時間11日)、米国でプロ契約を目指す選手たちで構成された「アジアンブリーズ」の一員としてドジャース傘下マイナーとの練習試合に登板した。3回2安打無失点、球速は自己最速タイの98・9マイル(約159・1キロ)を計測。登板後には「メジャー最低年俸でも構わない。お金ではない」と話していた。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/03/19/kiji/20240319s00001007122000c.html