https://news.yahoo.co.jp/articles/16347651580623bd747072c7146210c7e4716458

 俳優の高知東生(59)が13日までにX(旧ツイッター)を更新。全国のショッピングセンターで展開する国内最大級のシネコン「イオンシネマ」の従業員が車椅子の客に不適切対応をしたことで、車椅子ユーザーに起こっているバッシングについて私見を述べた。

【写真】「車椅子インフルエンサー」中嶋涼子氏

 「イオンシネマの件。凄まじいバッシングが車椅子の人に寄せられているのに驚く」と切り出し「これ個別の問題じゃなく、もっとバリアフリーが進むよう議論が生まれたら良いのにと思う。障害のある人が日頃どれだけ大変か良くわかる出来事。誰の介助がなくとも行きたいところに行けるようにしたいって俺だって思うがな」とつづった。

 高知の投稿に対し「私も驚いた。なんであんなにバッシングされたんだろ?言い方がどうのこうのってあるけど、xなんてもっと偉そうなもの言いの人沢山いるよね。車椅子の人が言うとあんな凄まじいことになるのってマジ大変だなと思う。車椅子の人だけそうするのが当然って多勢に思われてるって優しい社会じゃないと思う」「映画館のバリアフリーなんて新しいシネコンはほとんど出来てんですよ。超古い単館ならともかく。合理的配慮で避難しやすい場所に専用スペースも設けてある。時には必要なら職務の範囲内でスタッフも手助けするし、他の観客も気にかけるでしょう。それ以上を望まれるのならば、プロ介助者と来てねって話」などと書き込まれていた。

 「車椅子インフルエンサー」として活動する中嶋涼子氏が15日、これまで何度か利用したことのあるイオンシネマで映画鑑賞。その際、従業員から「この劇場はご覧の通り段差があって危なくて、お手伝いできるスタッフもそこまで時間があるわけではないので、今後はこの劇場以外で見てもらえると、お互いいい気分でいられると思うのですがいいでしょうか」と言われたことをXに投稿し、議論が巻き起こっていた。

 これに対し、「イオンシネマ」公式X(旧ツイッター)は16日、「弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び」と題したメッセージを掲出。運営会社「イオンエンターテイメント株式会社」の署名のもと、「この度は弊社従業員によるお客さまへの不適切な対応につきまして、お客さまおよび関係者の皆さまにご不快の念をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 トラブルについて「弊社が運営するイオンシネマシアタス調布のグランシアターにおいて、お客さまの映画ご鑑賞後に弊社従業員がご移動のお手伝いをさせていただく際、お客さまに対し、不適切な発言をしたことが判明いたしました」と説明。「お客さまは楽しみに当劇場にお越しいただいたにも関わらず、不適切な対応により、大変不快なお思いをさせてしまいました」と反省の意をつづった。

 また、従業員への指導不足とし、全ての「イオンシネマ」において、従業員へのお客さま対応の教育再徹底と再発防止策を講じること、設備の改善を進めることを明言している。

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※前スレ
高知東生「凄まじいバッシングが車椅子の人に寄せられているのに驚く」映画館側の不適切対応で [Anonymous★]
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