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小籔千豊、大谷「妻」報道に苦言 レギュラー番組にも痛烈「ハイエナが群がってるのと一緒」


 タレントの小籔千豊が15日、金曜レギュラーを務めるカンテレ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。

 ドジャース・大谷翔平が同日、自身のインスタグラムで長身の女性と映った画像をアップ。その後、球団公式Xが「彼の妻」と紹介した話題に対し、過剰反応をやめるようクギを刺した。

 結婚発表直後の今月1日の番組でも小籔は、大谷の今季成績に影響があってはならないとし「過度な奥様への取材、探求心、それを流布するような気持ち、一切捨てていただきたい」と熱弁していた。


 “世界の宝”に対するスタンスは不変だった。番組の冒頭で大谷と「妻」との画像を取り上げると、小籔はワイプ越しに厳しい表情を崩さなかった。

 そして、司会の元日本テレビでフリーの青木源太アナウンサーが「この件に関しましては、当番組『とれたてっ』がどのようなスタンスで報じていくかに関しまして、小籔さんから発表があります。お願いします」と振った。

 小籔は「大谷さんという素晴らしい日本の誇りのプライベートを必要以上に詮索することをこの番組は決してやらないことをここに誓わせていただきます」と宣言。

 青木アナから「そのスタンスは変わらずということをまずは明確にした上で、ただ今回はドジャースの公式SNSおよび本人のSNSでの発信がありました。これに関してはいかがでしょう」と聞かれると、「それで『ああ公式が上げたからええやんけ。えっへっへ』といって、このトップニュースに挙げているこの『とれたてっ』いう番組、ちょっと見損なってます」と言い切った。


 笑いが起こる中、青木アナは「すいません。私の個人的な考えでいうと、本人が望んでいないのにいろいろ詮索するのはもってのほかだと思うんですよね。でも、本人がこうして発信したものに関して、我々で味わいながらお伝えしていくのはまだ許容範囲なんじゃないかなと思いますけれども」と返したが、

 小籔は「それが大変厚かましい、メディア、報道関係者の考え方だというふうに私は思っております。ここまでに至ったのは、じゃあどういう風なお2人の中で逡巡(しゅんじゅん)、迷いがあったのかということやと思うんですよ。普通は内緒にしときたかった、そやけども、ド厚かましいマスコミが土足でガーッと踏み込んでいった」と切り捨てた。

 青木アナが「奥様が誰なんだ、どんな人なんだという詮索がありましたよね、正直」と話すと、

 小籔は「ネットの中でも顔が出た。ほなもう、逆にバーンと出したことによって『これ以上詮索せんといて』という『出すからもうやめてね』というか、『隠すからあいつらゲスいハイエナたちはたかってくるんじゃないか』ということで、一応、撒き餌をハイエナがこっちに来ないように、肉の塊を向こうにバーンと投げたのに群がってるのと一緒ということであるので、これをありがたいというふうな気持ちはいいと思うんですけど『ここまで追い詰めてしまったんだな、我々、すいません』ということで扱っていただきたい」と強く要請した。

 これに対し、青木アナは「1匹のハイエナとしての意見を言いますと」とした上で、「メジャーの舞台って例えばオールスターで妻となる方を同伴したりっていうのがあるじゃないですか。だから今後も、今回初めてという形になりましたが、これからも自然な形でアメリカで奥様同伴のときには出て行くんだなっていう風に自然に受け止めています」と発言。

 小籔は「だからといって、別にカメラが奥さんの方までワイドにしなくていいんですよ。大谷さん寄りでいいんですよ。お2人でおるんなら」と妻のクローズアップにダメ出し。

 「安全を祈ります」と繰り返すと、「そしてこの後、大谷ぐらいのすごいスーパースターが出たときに、お付き合いしている女の人、ビクビクすると思うんですよ。次、ビッグネームと本当に恋におちようかなと思ってるとき『大谷さんのときのことあったしな』って破談になることがあるかもしれないという引き金の一端を担いでるんですよこの番組は、ということだけ、これだけ最後言わせてください」とまくしたてて締めた。