<名古屋ウィメンズマラソン>◇10日◇バンテリンドームナゴヤ発着(42・195キロ)

パリオリンピック(五輪)代表の残り1枠が決まる「ファイナルチャレンジ」最終戦。

東京五輪に続くマラソンでの五輪出場を狙う鈴木亜由子(日本郵政グループ)は、代表入りの条件となる2時間18分59秒の日本記録更新を目標に掲げ「悔いのない走りをして、切符をつかみたい」と意気込んだ。

22年世界選手権女王のゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)を軸に高速レースが予想される。昨秋の代表選考会で4位だった加世田梨花(ダイハツ)は「速いペースを意識して練習してきた。最後まで諦めずに走りたい」と決意を口にした。

1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)がマークした日本記録を上回り、日本勢最上位であることが代表条件で、突破者がいなければ前田が3人目に決まる。

昨秋の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位だった細田あい(エディオン)はけがで欠場となった。

午前9時10分スタート予定。

https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202403090000134.html