2024年3月1日 15:14
東スポWEB
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 今週、世界で配信が開始された真田広之主演のハリウッド時代劇「SHOGUN 将軍」が、米映画評論サイト「ロッテントマト」で批評家スコア100%をマークする最高のスタート切った。

 真田がプロデューサーも務め、映画トップガン マーヴェリック」の原案者ジャスティン・マークスが脚本を担当した戦国スペクタクルドラマシリーズ。英小説家ジェームズ・クラベルの「将軍」を原作に、米NBCが1980年に制作・放送し、三船敏郎や島田陽子、リチャード・チェンバレンが共演したテレビドラマのリメイクでもある。

 同作はウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の米テレビ局FXが制作・配信し、北米では同局とHuluが配信。日本ではディズニープラスで視聴できる。全10話のうち、2月27日に最初の2話が公開された。

 物語は1600年、関ヶ原の合戦前夜から始まり、徳川家康らによる戦国の覇権争いをモチーフに、日本に漂着した三浦按針(ウィリアム・アダムス)も絡んで天下分け目の戦いに突入していくさまを描く。

 真田が窮地に立たされた戦国一の武将、虎永(家康)役を演じ、帰国子女で女優の澤井杏奈(31)が細川ガラシャをモデルにした物語のヒロイン、鞠子役に大抜擢された。按針役を演じる英俳優コスモ・ジャーヴィス(34)のほか、浅野忠信や西岡徳馬、二階堂ふみ、洞口依子らも出演している。

 米紙USAトゥデーは、「まばゆいばかりの『将軍』は、待ち望んでいた本物のテレビ大作」との見出しで、「数話を観た後、図書館で日本の歴史に関する本を探しているかもしれない。全10話を終えた後、さらに続編を求めるだろう」と評した。

 真田と澤井は今週、米ABCの情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」や「ABCニュース」などに出演し、流暢な英語で同ドラマの見どころについて語った。