2024年2月26日 18:00
 自民党政治資金パーティーの裏金問題をめぐり、いよいよ2月28日、29日に衆議院政治倫理審査会が開かれる。
公開か、非公開か。松野博一前官房長官ら、安倍派の幹部は説明責任を果たすのか。関心が集まる中、23日深夜放送のテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」では政治とカネをテーマに、
与野党の議員や政治ジャーナリストらが集まり徹底討論。司会の田原総一朗氏の発言が物議を醸している。

 番組終盤、若者世代に蔓延する政治へのあきらめ、絶望といったワードが出ると、日本共産党の山添拓参議院議員は
「国民一人一人の若い世代を含めた要求や希望を見ない政治を自民党がやってきたから」と指摘。さらに「その一端が裏金問題であらわになったんじゃないかと思うんですよ。
なぜなら企業団体献金にたかるように献金を求めてその企業が求める政治をやってきた。国民そっちのけですよ」と批判した。

 山添議員は法人税引き下げや消費税アップ、原発稼働といった事業者側の要求に自民党政治が応えてきたと持論を展開すると、
司会の田原氏は「もしも企業側の要求に応えてきたら日本の経済は成長していいんだけど、成長してないじゃない」と反論。すかさず山添議員が「だからですよ。企業の側の要求にばかりに目を向けて」と返すと、
田原氏は机をバンッと叩いて「違うって!企業の要求に応じるならば、経済は成長するはずなんだよ」と繰り返した。

 続けて山添議員が「その成長というのが、“大企業が儲かればいい”という成長理論になってるからだと思います。
だから株価が上がっても暮らしは良くならないわけですよ」と主張すると、田原氏は矢継ぎ早にこう語った。

「共産党は企業が敵だと思ってんだから」「共産党は企業が敵だからいい」

     ===== 後略 =====
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