2024.02.11
 女優の大竹しのぶが11日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。2012年に亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんを振った過去を明かした。
 この日は女優の渡辺えりと勘三郎さんの次男で歌舞伎俳優の中村七之助とトークを繰り広げた。
 大竹は、1977年上演の音楽劇「若きハイデルベルグ」で勘三郎さんと初共演した。「そのお芝居…。20歳で、哲明さん(勘三郎さん)が22歳のときの悲恋物語で。その物語を演じると、誰もが恋に落ちるというジンクスがあって…」と共演をきっかけに、交際に発展すると言われていたと明かした。
 「哲明さんもこーなっちゃって」と大竹はポーズをつくって、勘三郎さんがかなり“前のめり”になっていたと振り返った。「でも私は2人でデートするのが嫌だから、
いつも誰かを連れてって」と2人でのデートは避けていたが、「遊園地に連れてってくれて。後楽園も豊島園も谷津遊園もいろんな遊園地連れてってくれて。
いつもお弁当持ってきてくれた」と遊園地デートをしていたと説明すると、初耳の七之助は「え~、マメだわ~」と驚いた。
 さらに大竹は後日談も暴露。「でも、その舞台が終わったと同時に、それまで疎遠になってた恋人のところに彼は帰ったら、
(彼女が)『今さらなんだ』って言って、全部、荷物投げられた」と公演が終わり、それまで付き合っていた彼女のところへ戻ったものの、その彼女から激怒されたと説明した。
 結果的には好江夫人と出会うきっかけにもなり、「だから好江ちゃんと出会えて、結婚できて『だから、大竹ありがとう』って。
だから隆ちゃん(七之助)ができて、雅ちゃん(兄の勘九郎)ができたっていうことで」と勘三郎さんから感謝されたと話した。

https://www.daily.co.jp/gossip/2024/02/11/0017319995.shtml