日本サッカー協会(JFA)は8日、パリ五輪女子サッカーアジア最終予選の北朝鮮戦(24日・未定、28日・国立競技場)に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー22人を発表した。

 第1戦の試合会場は平壌の金日成スタジアムに決定していたが、佐々木則夫女子委員長(65)は「中立地域会場を提案する通達がAFC(アジアサッカー連盟)から北朝鮮協会にあった」と説明。(1)平壌への定期便が運航していない(2)競技運営の観点から不透明な点が多いこと―などが理由で、JFAによると、代替開催地について、AFCと北朝鮮協会が調整しているといい、現時点では未定。

 異例の事態に対して、池田太監督は「いずれにしても対戦相手は変わらない」と指摘し、「選手のコンディションと、チームのやるべきことにフォーカスしていく」と話した。

 発表された女子日本代表は次の通り。

【GK】山下杏也加(INAC神戸)平尾知佳(新潟)田中桃子(日テレ東京V)
【FP】熊谷紗希、南萌華(ともにローマ)田中美南(INAC神戸)清水梨紗、林穂之香、植木理子(ともにウェストハム)清家貴子、高橋はな、石川璃音(ともに三菱重工浦和)上野真実、中嶋淑乃(ともに広島)長谷川唯(マンチェスター・シティー)杉田妃和(ソーンズ)長野風花(リバプール)千葉玲海菜(アイントラハト・フランクフルト)遠藤純(エンゼルシティー)藤野あおば(日テレ東京V)谷川萌々子(ローセンゴード)古賀塔子(フェイエノールト)

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