2024.02.04

「実際にありそうで存在しない」ネタをニュースとして新聞風に掲載するテキストサイト『虚構新聞』。2004年のエイプリルフールを機に開設されて以来、
クスっと笑えるような「嘘のニュース」の発信を続けている同サイトだが、その20年の歩みを振りかえる展覧会『創刊20周年記念 虚構新聞展』が3月27日より大阪にて開催される。
『虚構新聞』は、執筆者の社主UK氏が個人で運営している人気サイト。現実の社会問題や時事ネタをパロディにして、面白おかしく風刺した記事が掲載され、皮肉やユーモアに満ちた内容は多くのネットユーザーから支持されており、
インターネット上では、信じられないようなニュースを聞いた時に「虚構新聞かと思った!」という表現が使われるなど、日本のネットカルチャーとしても広く知られている。
また、同サイトに掲載されている記事はすべて嘘であることが前提であるが、稀に記事の内容が後日実現したり、すでに現在に存在していた場合が発生することも。
過去には、「ピーナッツしかない『種なし柿の種』の発売」や「かぼちゃを原料にしたワイン」を報じた記事が当てはまり、そういった場合は「誤報」と表現される。
その際には謝罪広告が掲載されており、そういった流れも、ファンのなかでは「名物」として楽しまれている。
■展覧会の開催に、SNS上では「これは本当?虚構?」と混乱も
https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2024/02/04/0017297207.shtml