1/30(火) 14:48配信 スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/f93cf54e74ee14744c048012ff9eb05a136ca86f
 日本映画製作者連盟(映連)が30日、都内で新年記者発表会を行った。

 映連の島谷能成会長は、2023年の邦画・洋画全体の年間興行収入が2214億円だったことを報告。前年から83億円増で前年比103%となった。邦画では興収10億円超えのヒット作が34作品で、前年から8作品増となり「昨年同様アニメが好調であったが、実写の奮闘が分かる数字だ」とした。

 東映の吉村文雄社長は、大ヒットアニメ「【推しの子】」の劇場版を配給することに触れ「【推しの子】をAmazonとの共同プロジェクトで、ドラマをAmazonのPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて劇場公開いたします。既に撮影も進んでおり、アニメ版超えられるような刺激的な一本になると期待している」と公開への自信をのぞかせた。

 【推しの子】は、2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏の共同名義で連載がスタート。産婦人科医の主人公・ゴローが、“推し”であるアイドル・アイがストーカー被害により命を落としてしまい、アイの子どもとして転生する物語だ。

 23年にアニメ化され知名度が急上昇し、YOASOBIが書きおろしたオープニング主題歌「アイドル」も国内外で大ヒットを記録。今月24日にドラマ・劇場版での実写化が発表され、櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、あのらが出演することで大きな注目を集めている。