ドジャースの大谷翔平投手(29)が小学校に寄贈したグラブのタグが10万円でフリマサイトに売りに出されて世間から問題視されたばかりだが、今度はグラブに添えられていたとみられる大谷のメッセージが書かれた手紙が9999円で出品されたとし、波紋を広げている。

 手紙は大谷が自己紹介と寄贈の趣旨を記したうえで「私はこのグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは野球こそが私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうため、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです」と思いをつづり、最後に「野球しようぜ 大谷翔平」と締めくくっているもの。

 SNSで出品写真が出回り「裏が透けて見えているし、コピーして全校生徒に配ったものじゃないのか」「グローブが出るのも時間の問題じゃないか」などと批判と意見が飛び交っている。

 大谷は昨年11月に全国2万校の小学校に3個ずつ、計6万個のグラブを寄贈。各地で喜びの声が上がる一方でまさかの騒ぎとなっている。

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