2024年1月22日 19時53分スポーツ報知 # 芸能

 20日に亡くなった過激パフォーマンス集団・電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾さんの遺体が22日、都内の葬儀場に運ばれ、メンバーのダンナ小柳(56)が弔問に訪れた。

 電撃ネットワークの初期メンバーの一人でもある小柳は、リーダーの訃報に「家族よりも一緒にいる時間が長かった。もう本当に、いまだに信じられない」と突然の出来事に頭が追いついていない様子。
芸人仲間や関係者からの問い合わせが相次いでいるといい、「昨日一日は電話が鳴りっぱなしだった。対応に追われて、悲しいっていう実感がまだ湧いてこない。葬儀とかが終わって静かになったところで初めて湧いてくると思う」と言葉を絞り出した。

 すでに何度か遺体と対面していたといい、「面と向かっても(亡くなったことが)信じられない感じで、本当に目覚ますんじゃないかと思うくらい穏やかな顔だった」としみじみ。
「明るく、にぎやかにしてやろうよっていう風に話してるので、さっきも耳を引っ張ったり、ジェルで髪の毛をバリバリに固めた。サングラスも掛けたまま寝てる」と笑い飛ばした。

 南部さんとの思い出について問われると、「奇人、変人、珍しい生き物っていう風に思ってないといけない」と笑みを浮かべつつ回顧。
「唯一尊敬できるのは、自分でダチョウ倶楽部を作って世に出して、脱退してまた新しいメンバー探して電撃ネットワーク作って、それもまた世に出すっていうのが本当にすごいなっていうのは前々から思っていた」と胸の内を明かした。

 直近では、16日に亡くなったエスパー伊東さんを巡り、南部さんがSNS上で伊東さんの所属事務所社長であるビトタケシに不満をぶつけていた。
しかし、その後について小柳は「倒れた19日の夕方までビト君と話して、和解していた。誤解も解けて、2人でエスパーのお別れ会やろうねって感じで話していた」と告白。その数時間後に自宅で倒れているところを発見されたと明かした。

 最後には、「SNSを開くと南部ちゃんのコメントがすごい来てる。変人とはいえ、愛される人柄だったんだと思います」と優しくほほえんでいた。

https://hochi.news/articles/20240122-OHT1T51184.html?page=1