2024年1月17日 11:01

東スポWEB

 弁護士の北村晴男氏が17日、ユーチューブチャンネル「弁護士北村晴男ちゃんねる」を更新し、活動休止を発表したダウンタウンの松本人志について言及した。

 松本については昨年末、週刊文春が女性トラブルを報じた。吉本興業は、この報道を事実無根としたうえで法的措置を検討すると発表。
松本は裁判に専念するため芸能活動を休止し、X(旧ツイッター)には「事実無根なので闘いまーす」と投稿した。

 今回の報道について北村氏は「吉本側にとって若干痛いなと思うのは、今回の報道の中には、性的な行為を強要されたとも取れるような報道がある」と指摘したうえで、
「仮に強要はなかったと、その場面ではご本人の合意はあったんだということに裁判上なったとしても、そういう飲み会をして、
女性の同意はあったけれども性交渉を行ったっていう事実が認定されるだけで松本さんの名誉は大きく損なわれる。そういう報道内容ですから、そこが吉本側は悩むというか痛いところだと思います」。

 さらに「そもそも後輩芸人の人が、女性の方をいろいろ声をかけて、そういう飲み会をセッティングして、
その後、女性の方が仮に合意の上で性交渉を行ったっていう事実認定になったとしても、この記事の大部分は相当部分が真実だっていうことになってしまいますんで、
これは吉本側は大変厳しい」と、仮に合意の上での性交渉としても、文春の報道は大部分が真実と認定されるとした。

 吉本は文春の報道を〝事実無根〟と主張しているが、報道内容を否定するには「飲み会があった事実を否定する」、
もしくは「飲み会自体はやったけれども、そこで性的な行為は一切行われなかった」ということを立証する必要がある。逆に文春側は「飲み会をやりました」
「同意はあったとしても、松本さんが気に入った女性と性的な行為、あるいは性交渉を行った」と立証すれば、記事の真実性は認められると指摘した。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/289190