■なぜ松本人志は裁判のために休業したのか
 松本人志の恐るべき完璧な勝利のシナリオ

松本はすでにアマゾンプライムでテレビではコンプライアンス的にできない新しいお笑いシリーズを成功させている。おそらくギャラはテレビの数倍。
制約が多くやりたいことができないテレビをどこかでやめたかったがしがらみでできずに諦めていた。

今回、裁判のために休業という理由で、誰に気兼ねなくテレビをやめられた。そして謝罪ではないので慰謝料がほぼ発生しない。

裁判準備で松本がやることはほとんどない。
60歳にして人生初の長期休暇。自粛ではないので遊んでも問題ない。次に向けてすこし静養したいのだろう。

裁判の目的は強制わいせつでないことを認定させること。8年前のこと、証拠はないようなので、「強制とは言えない」認定はほぼ確実だろう。
文春への名誉毀損はするがあくまでついで。いまさらお金もいらない。

1年後に、アマゾン等サブクス、ユーチューブ、会員制サロンなどで活動再開すれば、コンプライアンスを気にせず好きなお笑いができて、多くのファンが殺到することは約束されている。
その時吉本は必要なく個人事務所で活動。裁判を個人でやるのは吉本切りの布石だろう。そして中抜きの吉本を切ることでいままでの倍儲かる。

果たして5年後雑誌、テレビはどれだけ生き残っているのか。
松本が生き残るにはこのタイミングでテレビを切るしかなかった言える。そのチャンスが転がり込んだ。
松本のツイート「もういつやめてもいいと思っていたけど、やる気でてきた」

アマゾンのコンプライアンスはアメリカ基準。強制わいせつ罪でなければ不倫程度では問題にならない。また見るかどうかは個人の選択という立場。