0001征夷大将軍 ★
2024/01/15(月) 17:37:44.35ID:0m+rWU9c9元プロレスラーの坂口征二を父に、俳優の坂口憲二を弟に持つ征夫は、33歳だった2007年にパンクラスでプロ格闘家デビューした。10年4月に引退セレモニーを行ったが、同年12月に現役復帰。12年からはプロレスにも参戦し、14年10月からDDT所属となった。
この日の緊急記者会見で征夫は「自分事ではありますが、2月7日、新宿フェイス大会をもって引退をさせていただきたいと思います」と報告。引退の理由については「モチベーション、体力が落ちたわけではなく、55(歳)まで現役でできるイメージがあるんですよ。年末には岡谷(英樹)と(全日本プロレスの)最強タッグ(決定リーグ戦)も戦い抜いて、いろいろなプロレスがあって面白いなって思ってるのも現在の気持ちです。ただ、いつか誰にでも、こういうタイミングは来るので。その『いつか』というタイミングが今なのかなと思って、会社の方に話して決断させてもらいました」と説明した。
会見に同席した高木三四郎社長も相談を受けた当初は慰留に務めたことを明かしつつ「話していくうちに、坂口征夫という人の生きざまは、こういう形がふさわしいんじゃないかなと。DDTの精神的支柱として頼りがいのある兄貴分だったと思いますし、覚悟と信念を持って生きている方なので。その坂口さんが決めたのであれば、それ以上、止めることはできなかったです」と決断を尊重した。
発表から1か月足らずで引退を迎える。急展開にも見えるが、征夫は「俺の性格上、長くしめっぽいのが続くのは嫌なので」と自身の希望で〝引退ロード〟を固辞したことを説明。DDTマットに参戦するのは28日後楽園、2月4日長野、そして2月7日新宿の残り3大会のみとなる。その一方で引退試合に関しては「最後の試合だけ、自分が入った時の、これぞDDTという。ずっと対峙してきたHARASHIMAさん。最後はHARASHIMAとサシで勝負させてくれとお願いしました」と希望を口にした。
父・征二氏にも引退を報告したといい「『ふーん』って感じでした。オヤジの中で、俺は俺、お前はお前っていうのがあるだろうし。もう50っすよ、俺。『お前が決断したんならいいんじゃないか』っていうのが『ふーん』に込められてると解釈したので」とやりとりを明かした。「ウチの家柄だとプロレスというのは生まれてすぐ目の前にあって。公園が新日本プロレスの道場で、遊んでくれるお兄ちゃんがレスラーで。ある種、この稼業をやるのは宿命だと思ってたんですけど、一時は『坂口』という名前が嫌で嫌で仕方なかったんですよね。でもその呪縛を振り払ってくれたのがDDTなんですよ」と笑顔で振り返った荒鷲二世が、万感の思いを胸にリングを去る。
東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/289016
2024年1月15日 16:52