日本ハムからポスティング(入札)制度でメジャー挑戦を目指していた上沢直之投手(29)が、レイズと春季キャンプ招待付きのマイナー契約に合意した。レイズが11日(日本時間12日)に球団公式X(旧ツイッター)で発表した。

 上沢のポスティング交渉期限は日本時間12日午前7時で、それまでに発表がなかったため、期限切れで日本プロ野球残留となる可能性が伝えられていた。
 上沢は、球団を通じて「レイズに加入できてエキサイトしていますし、大リーグに挑戦するチャンスをいただけて感謝しています。レイズを選んだ理由は、チームのこれまでの成功と、投手を育成してきた多くの歴史に心から引かれたからです」とコメントを発表した。

 マイナー契約から春季キャンプでアピールして開幕メジャーを勝ち取るのは、毎春1チームに1人いるかいないかという「狭き門」を目指すことになる。
 上沢は千葉・専大松戸高から2012年にドラフト6位で日ハムに入団。通算70勝62敗、防御率3・19。昨季は先発24試合で2完封を含む9勝9敗、防御率3・49をマークした。

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