「犬は飛行機に乗るとどれだけのストレスを感じる? 」

輸送前、直後、輸送後6日間の期間にわたって採血を行ってさまざまな血液検査項目について比較評価が行われた結果、飛行機による移動のストレスによって筋肉へのダメージと、嘔吐防止の空腹と水分不足による脱水の影響が認められたのです。

輸送前後を比べると、どちらのグループも白血球が増加しました。原因として脱水による濃縮も考えられるものの、飛行機のストレスによって免疫システムが低下することはということを示しています。

輸送直後は赤血球と血液中に占める赤血球体積の割合が増えていました。これは嘔吐の防止のためと思われる、輸送前の絶食と水分不足による脱水の影響が考えられます。

筋肉の細胞が壊れると、中に含まれているCK(クレアチンキナーゼ)という酵素の血中濃度が高くなります。そして輸送直後、CKの値はどちらのグループも高値を示しました。飛行機による輸送のストレスは、犬の筋肉の細胞膜へダメージを与えている可能性があります。この高値は6日間の観察期間で輸送前と同じ程度までは戻りきりませんでした。

https://petokoto.com/articles/1051

1週間も体調不良が続くとか虐待に等しいから犬を飛行機に乗せることは禁止しろという署名をするべきだな