https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202401050000393.html
2024年1月5日13時53分

漫画家の倉田真由美氏(52)が5日、X(旧ツイッター)を更新。日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故をめぐり、SNS上で議論されている機内へのペット持ち込みについて「流石に無茶だと思う」と私見を述べた。

東京・羽田空港で2日に発生した事故で、日航機の貨物室に預けられたペットが救出されなかったことをめぐり、SNS上ではペットを客室に乗せる施策についての議論が起きている。

倉田氏は「私は実家で何頭も犬を飼ったし動物好きだが、『飛行機の客室にペットを』は流石に無茶だと思う」と論争に言及。「動物が苦手な人、アレルギーがある人、そういう人たちの人権を侵害することになりかねない」と指摘し、「私たちは人間だ、公の場で人間を優先するのは建前として当たり前のことだ」との考えを示した。

また、「個人的に知らない人より自分のペットの方が大事というのは、心情的にはよく分かる」と、飼い主側の思いに一定の理解を示しつつ、「しかし、飛行機という逃げ場のない場所でそれは、嫌な人には耐え難い苦痛であろうことは容易に想像できる」と、動物を受け入れられない人についても推察。

他記事
倉田真由美氏 航空機のペット同伴搭乗に消極的意見「動物が苦手な人、アレルギー…人権侵害に」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/01/05/kiji/20240105s00041000283000c.html

航空機とペットを巡る問題は、著名人の間でも意見が二分されている。保護犬、保護猫の支援活動も行う女優の石田ゆり子は、「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです」とインスタグラムに投稿した。

一方、タレントのフィフィは「ペット(盲導犬や介助犬は例外)を受託手荷物扱いにしないでという声があるが、ペットを飛行機に乗せること自体ストレスだと思うんだが…」「ペットを飼うなら遠方に同伴させるのを諦める覚悟も必要かと」と、同伴搭乗には否定的な姿勢を見せている。