https://news.yahoo.co.jp/articles/7bce601f9d8646580904d5a931551369533ab9de

 YouTuberは今やあらゆるジャンルに「勝ち組」がいるが、政治、時事問題について人気を博しているのがKAZUYA氏の運営する「KAZUYA Channel」だ。(12月21日時点での登録者は67万人)

 2013年にスタートして以来、ほぼ毎日、世間を騒がせている国内外の事情についてわかりやすく解説する動画を投稿。過去には松原仁など、現役政治家との対談も行い、知名度を増やしている。そんなKAZUYA氏に、『みんかぶマガジン』が3つのテーマで聞くインタビュー。第三回は「玉石混交のネット情報をどう精査していくか」について話してもらった。

考え方のベースを作るには「紙の新聞」が有益
 ネットで生きてきた人間、そしてYouTubeで10年稼いできた人間の答えとしては、本末転倒なんですけど「ネットを見ずに新聞を見ろ」っていうのが答えなんですよね。

 やっぱり、ネットって非常に情報が早くて、次々と話題が出てくるんですけど、その論評がおかしかったりとか、それに対するSNSでの意見だったり、「歪み」みたいなのがたくさんあります。だから一度、立ち止まって情報をじっくり入れていく作業が重要になってくるんじゃないかなと思います。

 別に一般人であれば、そこまで性急に政治問題の結論を出す必要はないでしょう。即座に反応するより、少し時間をかけて考えてから結論を出してもいいのだろうと思います。

 それを考えていくと、やっぱり紙の新聞しかないと思うんですよね。私もテレビの速報から一夜明けて、翌日の朝刊を複数社見ていますし、それが自分の考えを持つ上ではベースにはなっています。とくに、どの新聞社も「社説」を出していると思うんですが、その論調を見比べて、どっちがしっくりくるか、公平か、というのを比較検討してみるのがいいんじゃないでしょうか。

(略)