毎日新聞
最終更新 12/30 14:20
https://mainichi.jp/articles/20231230/k00/00m/050/069000c

かつて花園の頂点を極めた東北勢が苦戦している。第103回全国高校ラグビー大会は30日、2回戦があり、唯一初戦を突破していた仙台育英(宮城)がBシードの大分東明に0―74で完敗し、東北6県の代表がすべて消えた。

仙台育英は、体格で上回る大分東明のFW陣の圧力に耐えきれず、序盤から立て続けにトライを許した。ニールソン武蓮傳監督は「東北のラグビーを盛り上げるために、もっと高いところまで登りたかった。チームのレベルは上がってきたが、一人一人の大きさや強さでシード校との壁をもっと小さくしないといけない」と悔しがった。

今大会は青森山田、黒沢尻工(岩手)、秋田工、山形中央、学法福島の5チームが初戦で敗れた。仙台育英も1回戦で、黒沢尻工との隣県対決を制して勝ち進んでいた。前回大会では秋田工が2大会ぶりに3回戦に駒を進めたが、東北勢は第94回(2014年度)以降の10大会のうち6大会で2回戦までに「全滅」したことになる。

東北勢の優勝は第67回(1987年度)の秋田工が最後だ。平成以降の決勝進出は第75回(95年度)の秋田工のみ。4強入りは第81回(01年度)の仙台育英、8強入りは第93回(13年度)の秋田工が最後になっている。

■東北の黄金時代
戦後の高校ラグビーを東北勢はけん引してきた。花園最多15回の優勝を誇る秋田工は第27回(47年度)から3連覇を達成。第36回(56年度)、第38回(58年度)の決勝は盛岡工(岩手)との東北対決を制した。

その盛岡工も第45回(65年度)、第50回(70年度)の2度頂点に立っている。第58回(78年度)で準優勝の黒沢尻工は「赤べこ軍団」の愛称で親しまれた。

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