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変革のために

①良心派

彼女は「もっと良心派との関係づくりに力を向けるべきだった」とのコメントを出している。
どのような悪辣な集団にも一定の良心派が存在している。
そのようなグループとの関係性を保ち、逃亡や保護について支援を受けるべきだったと反省を語っている。

②保護と安全が保たれる環境整備

良心派がこのような活動に乗り出した場合の危険は明らかである。妨害に遭遇し、命を絶たれることもある。
(坂本弁護士夫妻のことをお考えください。)
しかし、どんな妨害にも屈せず、被害者を保護し、安全な生活を享受できるよう、具体的、長期的な活動が必要である。

③女性のエンパワメント

現状を変革する上で女性のちからは非常に重要である。
女性は現在までの男性支配の影響下にあり「自分には力がない、自分には解決できる自信がない」と考えがちである。
しかし、これは二重三重に誤っている。まず、被害者には女性が多いことがある。
女性は被害者となりやすい。そのために、被害者にも共感をもって対応できやすい。
警察の生活安全課などは、比較的被害者への対応が良かったと彼女は述べている。
そのため「変革する、何かを変える力が自分にはある」と自己/他者によってエンパワメントされることが重要だとされる。
このエンパワメントには、言語力等の能力を向上させ、心理面では自信を持ち、能動的な活動を進めることによる具体的な「ちから」を持ち、自らを「何かを変える、行動ができる」存在であると自己認知ができることを指す。

empowermentとは?

powerにemが付いていて、本人に力が付くこと、及びその力を付与することを言います。
特に必要とされるのが権限です。家のことから国家のことまで、女性には発言権も決定権も得られていませんでした。
このため、まずは本人の成長を促すような取り組みが必要で、この取り組みのことを言います。
同時に力量があってもポジションができないと権限は得られないので、そのようなポジションをつくる権限賦与をも指します。