実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が27日までに自身のSNSを更新。岸田文雄首相が政治改革を議論する新組織を年明けに自民党内に立ち上げる考えを示したことに言及した。
 岸田首相は26日、東京都内で講演し、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受け、政治資金規正法改正の可能性に言及。「資金の透明化は必ずやらなければならない。規正法改正が議論になるのは十分あり得ると想定している」と述べ、来年に取り組む課題として政治の信頼回復を優先する考えを示したが、具体策には踏み込まなかった。

 裏金問題に関して「国民に疑念を持たれる事態を招いていることは大変遺憾で、心からおわび申し上げる」と陳謝。党総裁、首相として先頭に立って国民の信頼回復に向けて全力で取り組むと強調し、年明けに設置する党新組織での改革議論に関し「来年の通常国会でしっかり議論ができるよう進める」と説明した。改革の具体的な内容については「問題点は多岐にわたる。原因や課題を把握することが重要だ」と述べるにとどめた。

 ひろゆき氏は「岸田総理『年明け、国民の信頼を回復するため改革案などを議論する組織を立ち上げる』“新しい資本主義“とやらも議論だけで何も進んでない。岸田総理は、『誰と何を話したか』ではなく、『何をしたか』で評価される時代になったのを気付いてないのかな?」とつづった。

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