大森隆男、契約満了で全日本プロレス退団…大みそかの代々木大会がラストマッチ「全日本プロレスで自分の成すべき事はやりきったかな」


全日本プロレスは27日までに大森隆男(54)が契約満了で12月31日付で退団することを発表した。

大森は12月31日の代々木第二体育館大会が全日本プロレス所属ラストマッチとなる。

大森は92年10月に全日本でデビュー。2000年にプロレスリング・ノアへ移籍。以後、WJ、ゼロワンマックスなどで活躍し2012年2月に全日本へ再入団した。

大森は全日本を通じて以下のコメントを発表した。

「この度全日本プロレスを退団する事となりました。突然の発表でファンの皆様を驚かせてしまったかもしれません。申し訳ありません。2011年から自身のキャリアのスタートである全日本プロレスに再び参戦するようになり、2012年に再入団という形で正式に所属選手となりました。オーナーの度々の交代、所属選手の大量離脱、そしてコロナ禍… 思い帰せばこれまで苦境の連続でした。

それでも『一度は全日本プロレスを退団した身、二度目は無い。』の思いを胸に頑張って参りました。常に最高のコンディションで試合に臨むというポリシーを持ち、人一倍選手権試合を闘ってきたという自負はあります。ここ近年は若い選手達も立派に成長してきて、『全日本プロレスで自分の成すべき事はやりきったかな。』と考え今回の決断を致しました。今後の事はまた改めて私から御報告させて頂きます。最後に、これからも全日本プロレス、そして大森隆男をどうか宜しくお願い致します」

2023年12月27日 7時56分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20231227-OHT1T51005.html