2023年12月26日 11時30分

<101回目からのコミックマーケット>第4部 ハマり続けて⑦ゲーム系

 同人活動の対象として漫画やアニメに劣らぬ人気を誇る「ゲーム」。作品はもちろん、テレビゲームからボードゲーム、カードゲームまで種類も多い。
 今年の夏コミ(C102)で目に留まったのが、ゲームセンターに設置されているアーケードゲームの筐体(きょうたい)(ゲーム機の本体)の外観やサイズを紹介した同人誌だ。こんな本があったとは!

◆10代から「縦シュー」好き でも出産を機に…

 制作者は、サークル「Doxster」の斎藤茉澄(ますみ)さん(49)。アーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』(廃刊)の元ライターで、
当時のスコアネーム「きらり屋」をペンネームとして今も使っている。

 10代の頃からのアーケードゲーム好き。ライターとなった当初に「縦シュー子」と命名されそうになるほど
縦スクロールシューティングゲームが得意で、特に「F/A」(ナムコ)や「雷電」(セイブ開発)、「達人王」(東亜プラン)などにハマっていた。
 レースゲームの攻略記事で「ハンドルを右に!」とすべき文章が、「インド人を右に!」となっていたなど誤植の多さで知られた『ゲーメスト』。
自身も「AI積んでる~?」とつけた見出しが、「ヘェ積んでる~?」となっていることに気づいたものの、直しが反映されずに世に出てしまった苦い思い出も。
 出産を機に仕事を辞め、ゲーセン通いも断った。所有していた筐体も高圧電流が流れるため、子どもが触る危険性を考えて泣く泣く手放すことにした。




◆同人活動で次々と新情報が
https://www.tokyo-np.co.jp/article/296910