■JFA田嶋会長、秋春制Jシーズン移行で施設整備に「70億円規模の財源を準備」

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(66)が23日に都内で取材対応し、Jリーグが26-27年から秋春制へのシーズン以降を決定したことについて、環境整備のために70億円規模の財源を準備していることを明かした。

 シーズン移行に際して課題となっているのが、豪雪地域をはじめとした場所での施設整備と、移行期に空白となる26年1月から5月にかけての期間の大会方式。田嶋会長は「半年間のところで、いろんな大会開くとか、そういうことに対しては、Jリーグに直接、20億円程度は、出さなければいけないと」と見通しを語った。

 また猛暑や豪雪といった気候の中でも年間を通してサッカーができる環境を日本全国で作っていくことについてかかる施設整備の費用については「70億近くのお金は、47都道府県を通して出てくるものだが、Jリーグと一緒になって提案してもらい、それに対して使っていくということになる」と話した。

 すでにJリーグは、こうしたシーズン移行のために必要な環境整備のために100億円規模の財源を用意していると公表している。田嶋会長は「我々も遮熱対策、降雪対策の環境整備はずっと続けていく。50億、100億で終わりとかそういうものではなく、継続してやっていかなければいけない」とした。

12/23(土) 12:49 日刊スポーツ
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