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2023年12月22日 15時20分スポーツ報知

東宝は22日、公開中のゴジラシリーズ最新映画「ゴジラ―1.0」(山崎貴監督)の全世界興行収入が100億円を突破したと発表した。さらに、米アカデミー賞の「視覚効果賞」ノミネート前の候補10作に選ばれた。邦画・アジア映画が選出されるのは初めて。

本作は、日本で11月3日に公開され、12月21日までの49日間で興収45・1億円、観客動員293万人を突破する大ヒット中。北米でも12月1日に封切られ、19日時点で興収3605万ドル(約51億円)を記録。さらにイギリスなどの興収を合わせて全世界興収が100億円の大台に到達した。

また、米アカデミー賞の「視覚効果賞」ノミネート候補10作に選ばれたことが発表された。同賞はその年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる。同賞を邦画・アジア映画が受賞した実績はなく、史上初の快挙に注目が集まっている。

本作は、ゴジラシリーズ70周年記念作品で、日本製作の実写として30作目。終戦直後を舞台に、敗戦で“無(ゼロ)”になった日本が、ゴジラの脅威により“負(マイナス)”に叩き落とされる物語。主演を神木隆之介が務め、浜辺美波、吉岡秀隆らが共演している。

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