ウクライナ王者シャフタール・ドネツクは12月18日、母国の復興支援チャリティーマッチで、アビスパ福岡と国立競技場で対戦。開始早々に先制した後、一時は逆転を許すも、後半に同点ゴールを奪い、2-2で終えた。

 クラブ公式サイトによれば、オレクサンドル・ズブコフが試合後に取材に対応。「ウクライナを支援し、この試合に招待してくれた日本の人々に感謝したい。とてもクールだ!(勝ち負けが付かず)非常に象徴的な結果なので、みんな喜んでいると思う。東京には素晴らしい人々と文化がある。良い感じだ!」と声を弾ませた。

 27歳のウクライナ代表MFはまた、日本サッカーと来日での印象について「おそらく、チームはとても勤勉で、みんなノンストップで走り続ける。良い経験になったよ」「この国の人々は非常に友好的で、とても歓迎してくれた」と伝えたうえで、「日本がウクライナを支援する重要性は?現状でどう役立つ?」と問われた際には、こう答えた。

「日本は非常にパワフルで、僕の知る限り、世界第3位の経済大国だ。だから他国もそのような国の意見に耳を傾けると思う」

 なお、今回のチャリティーマッチでは、売上から経費を引いた利益の全額が、ウクライナの復興支援のために寄付される。東京での交流を通じて、より強い結びつきが生まれたはずだ。

12/19(火) 12:22配信 サッカーダイジェスト
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6cfcd9b8effd017d2be4eeef004d2a3d53003a1