新日本プロレスでIWGPヘビー級王者に輝くなど大活躍後、現在、米トップ団体・AEWでエース格のケニー・オメガが16日までに自身のSNSを更新。憩室炎のため、試合から無期限離脱。当面の間、休養となることを明かした。

この日、ベッドで横たわりながらも笑顔を見せる写真を貼り付けたオメガ。

「この状況をうまく説明できないが、無期限の離脱になるだろう。痛みがひどくなるまで、できる限り我慢し続けてしまった。幸いにも医師がさらに悪化する前にストップかけてくれた。僕はここにいるから、その間、プロレスを楽しんでほしい!』と呼びかけた。

オメガ自身は病名を明かさなかったものの、米報道によると、病名は大腸などの消化管の壁にできた憩室と呼ばれるくぼみに炎症が起きる憩室炎とされる。憩室中で細菌が繁殖し、炎症を起こすことで発症。持続的な腹痛や発熱、下痢、悪心嘔吐などが主な症状という。

AEW移籍後、2021年から22年にかけ、ヘルニアとひざの手術で約10か月間、欠場していたオメガ。今年1月4日の東京ドーム大会では4年ぶりの新日マット参戦でウィル・オスプレイとの死闘を制し、IWGP USヘビー級王座を奪取していた。
 
今年、「ゴールデン☆ラヴァーズ」の盟友・飯伏幸太もAEWと正式契約。これから多くの共闘が期待されていた段階での無念の離脱となった。

https://hochi.news/articles/20231216-OHT1T51188.html
2023年12月16日 18時56分スポーツ報知