来年1月2、3日に行われる第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を前に、青学大の原晋監督(56)が打倒駒大$骭セだ。

 青学大は14日、都内の青山キャンパスで壮行会と記者会見を行った。原監督は、今大会の目標について「最低ノルマとしてシード権の獲得ですが、それでは喜んでいただけないチームに成長している。優勝を目指して取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 最大のライバルは、史上初の2季連続大学駅伝3冠を目指す駒大だ。原監督は、今大会の作戦名を「負けてたまるか大作戦」と命名。「私たち駅伝チームでも1年間、いろんなことがあった。志貴(勇斗)キャプテンを中心にチーム一丸となって、1強と言われる駒沢大学に対して『負けてたまるか』という思いで戦っていきたい」と闘志を燃やす。

 11月の全日本大学駅伝では2位で、駒大に3分34秒の差をつけられた。しかし、箱根駅伝においては絶対的な自信を持つ。「就任して20年間、変わらずに作り上げてきた青学メソッドで、(箱根駅伝を)逆算してトレーニングをしている。チーム全員の5000メートルの平均タイムが14分00秒で、まもなく13分台に突入する。これはギネスに申請してもいい組織力だと自負しています」とチームの総合力をアピール。箱根路で、雪辱を果たせるか。

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