巨人・桑田真澄2軍監督が14日、TBS系「週刊さんまとマツコ 年末特大号」に出演し、選手時代の“しごき”について語った。タレント・明石家さんま、マツコ・デラックス、平成ノブシコブシ・吉村崇が桑田家の豪邸を訪ね、桑田氏と妻・真紀さん、次男でタレントのMatt Roseが出迎えた。

 子どものころは野球をやっていたMattに対する教育方針の話題となり、桑田氏は「力強くて、足が速かったんで」と本音では野球を続けてほしかったと明かした。Mattは野球そのものは嫌いではなかったが「期待されすぎて、パパがいないところでプレーしてた」と告白した。「野球自体はできた方だったので、続けてたら良かった結果もあるかもしれない」と自身でも才能の片りんは感じていたという。

 桑田氏は「体力」「勝負の厳しさ」「礼儀」「助け合い」を学ばせるために、小学校の間の6年間野球をやらせたが、その後は「好きにしていい」と放任した。Mattは中学から吹奏楽部に入部し、その後“Matt化”していった。桑田氏は「20歳になった時に伝えてるんですけど『自分の人生だから自分の好きなように、充実した人生を歩みなさい』と」と思いを語った。

 Mattは、指輪をしようが、金髪にしようが「(叱られたことは)1回もない」と告白。桑田氏は「われわれの時代は、グラウンドに行って殴られない日がない、そういう時代でしたので『自分はやりたくない』と思ったんですね」とあしき慣習を反面教師にしたと語った。さんまが「けつバットとかの時代ですからね」と重ねると桑田氏は「ノックバットが折れるぐらいやられました」と体罰当たり前の時代を振り返っていた。

12/15(金) 11:59配信 ディリースポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c15db9b296d96b355200771096a55688d60a8f

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