2023/12/12 17:28

ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が12日、東京・北青山の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の6億円(金額は推定)で更改した。来季が3年契約の2年目。色紙には「三冠王」としたため、来季への決意を口にした。

「今年悔しいシーズンとなったので、来年はもう一度、三冠王を取りたい。三冠王を取ることによってチームも強くなると思う。来シーズンはなんとか優勝できるように頑張っていきたい」

今季は3月のWBCで世界一に貢献したが、シーズンは3年連続で30本塁打以上となる31発を放ったものの打率・256、84打点でタイトルを獲得することができなかった。チームも5位に終わり「全然ダメですね。チームの4番がしっかりと打たないとなかなかいい順位にはいかない。責任は僕にあるので来季は4番としてもう一度優勝できるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

世界一となった3月のWBCでは一緒に戦った大谷翔平投手(29)のドジャース入りが決定。村上は将来的な米大リーグへの挑戦を表明しており「同じ野球人として素晴らしいなと思います。本当に自分の目標をさらにさらに上に上げてくれる。日本人選手でも、世界でも活躍できるんだというのを見せていただいている。そこに続けるように頑張りたい」と視線を向けた。

https://www.sanspo.com/article/20231212-EV3TCXYT25EINA75DGB73WFBCU/