0001朝一から閉店までφ ★
2023/12/06(水) 07:18:23.65ID:tzbEGJ8N9ニコラス・ケイジ主演の新作映画『Dream Scenario』(原題)が米国で公開された。名声が本人と乖離した場合に起きることについて描き出した本作のテーマは、ケイジ自身がキャリアを通じて体験してきたことでもある。
俳優のニコラス・ケイジは、自身がインターネットミームになっていることを知っている。そして彼はそれを快く思っていない。
数年前、ケイジは自分のことをGoogleで検索するという過ちを犯した。そのとき、大画面に映し出されることを想定した自身の演技が、1コマのネタや、さまざまな映画のシーンを組み合わせた短編動画に使われていることを知ったのである。
文脈が欠落したミームへのいら立ち
ケイジが目にしたミームはどれも、文脈から外され、笑いのために使われていた。それらはまるで、ケイジがジム・キャリーのような百面相をしているかのように見えた。
例えば、「『ニック・ケイジが感情を爆発させる』といった短編動画は、これまでに関わったさまざまな映画でわたしが演じた感情を露にするシーンを寄せ集めたものです」とケイジは話す。
「笑いを誘うためのものであることはわかるし、その意味では確かに面白いものでしょう。ですが、こうした動画ではそのキャラクターがそこに至った経緯は一切考慮されません。前後の物語が削ぎ落とされているのです」
ケイジは、自身の映像をこのようなかたちで使われるために映画の世界に入ったわけないと言う。映画『初体験/リッジモント・ハイ』に端役で出演し、
『ヴァレー・ガール』で恋に落ちる若者役で初めて主役を務めた80年代、インターネットはまだ存在しておらず、ケイジをTikTokのテンプレートに変える人もいなかった。「だからこうしたミームが急速に増え、自分の姿がTシャツや
『You don't say?』のミームの画像に使われているのを見たときは驚きました」とケイジは話す。「これに対してどう思うべきかわかりませんでした。いら立ちと同時に困惑を覚えたからです」
最新作『Dream Scenario』との関連性
https://wired.jp/article/nicolas-cage-interview-artificial-intelligence-memes/