https://news.yahoo.co.jp/articles/92d52d7adadc2119898273a18000446d097ff445

新日本プロレス3日の姫路大会「ワールドタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「ユナイテッド・エンパイア」のグレート―O―カーン、HENARE(31)組が
米国・AEWの「ゲイツ・オブ・アゴニー(G.O.A)」(ビショップ・カーン&トーア・リオナ)から完全無欠の3勝目を挙げた。

現在のプロレス界におけるオーカーンは、ボクシングで例えれば井上尚弥、将棋で例えれば藤井聡太のような傑出した存在という声が一部で根強い。
しかし全勝優勝確実と見られていたWTLでは、弘法も筆の誤り、サルも木から落ちる、河童の川流れが立て続けに発生したためすでに3敗を
喫してしまっている。

準決勝(8日、鹿児島)に進出するためにはかなり厳しい状況下に追い込まれているオーカーンだが、逆境で力を発揮してこそ真の支配者。
奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!! 奇跡ナメんじゃないよォ!! と自らを奮い立たせて出陣した。

そもそも対戦相手のG.O.Aはこの日まで、オーカーン組をさらに下回る1勝4敗という体たらく。AEWのトニー・カーン社長から「泳いで帰れ」との
指令が下っても何らおかしくない状況であり、オーカーンが負ける要素は今度こそみじんもない。

試合終盤に孤立したオーカーンはG.O.Aの合体技ヘブンズゲートを狙われ窮地に陥るが、プロレス界は広い。お前を守ってくれる仲間≠ェ現れる!!! 
この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!! とばかりに現れたHENAREに救出され九死に一生を得る。

両軍入り乱れての攻防からカーンと一騎打ち状態となったオーカーンは、ついに本領を発揮する。強烈無比なFGOをさく裂させると、カーンの反撃を封じ込めて
変型のエリミネーターを発射。名前が似ているからと言って、お前がおれに!! 勝てるわけねェだろうが!!! とばかりにカーン¢ホ決を制した。