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11/29(水) 11:00配信

プロフィギュアスケーター・羽生結弦の離婚はマスコミ報道とともに、一部過激ファンの〝行き過ぎた行為〟にも焦点が当たることになった。
羽生は11月17日深夜、Xを通じて離婚を電撃発表。お相手のAさんとは8月に入籍したばかりだった。
中略

羽生のコメントを読む限り、伏せておきたかったAさんの素性が一部メディアによって暴かれたことが、離婚原因の一端になったと主張しているように映る。たしかに、ストーカーまがいの取材は“一線を越えている”と言われても仕方がない。

一方でテレビやスポーツ紙など、大半のメディアは「フィギュアスケーター羽生結弦」のみを取材し、Aさんについては一切触れて来なかった。羽生の離婚声明はそうしたルールを守ってきたマスコミまでも「まとめて悪い」という印象を与えかねない。

「あれでうちにも誹謗中傷が飛んでくるようになった。一部のファンは『マスコミが悪い』と断定していて手がつけられない。横のつながりも強固なので、少しでも気に入らない文言があると、SNSで拡散され、集中砲火を受ける。思い込みが強く、書いてある内容から飛躍した話で攻撃してくることもある」(スポーツ紙記者)

実際、その“思い込み”が災いし、事件も起きている。
今年9月、羽生の応援サイトを運営していた千葉市在住の女性が、とある人物をサイトで繰り返し中傷したなどとして、愛知県警から名誉毀損などの容疑で書類送検された。
捜査関係者によると、女性は’21年頃から、自身が運営する羽生の応援サイトで、名古屋市内に住む40歳代女性のSNSのアカウント名を示して
「羽生選手を脅迫している」
「殺人未遂に問うべき」
などの虚偽投稿を繰り返していた。

被害に遭った40代女性はSNS上で趣味の手芸作品の投稿をしていたが、加害女性は羽生の衣装制作を手掛けた人物だと思い込み、
「けがを誘発する衣装で、羽生選手の演技を妨害した」
などと主張。被害女性のアカウント名とデザイナーの名前が似ていたため、女が誤解した可能性があるという。

「異性のファンが多い有名人には、この手のトラブルはつきもの。羽生さんは離婚コメントで誹謗中傷に触れていますが、これはマスコミというより、Aさんに対するネットの書き込みを指すのではないか。汚い言葉で人格攻撃するものもありましたから」(同・スポーツ紙記者)

人気商売であるがゆえに、過激なファンは一定数生まれてしまう。これは羽生に限らず、ジャニーズタレントや、亡くなった俳優・三浦春馬さんの例を見ても明らかだ。
「元KAT-TUNの赤西仁さんが結婚した際には、局に電話をかけてきて『仁は私と結婚しています。メイサさんはダミーです。今すぐ放送を中止してください』と訴える女性が複数いました。

羽生さんの離婚でも、そもそも結婚自体をガセと言う人や、離婚は形だけで『本当はまだ夫婦関係が続いている』という主張も見受けられます」(テレビ局関係者)
俗に言う「ヤバいファン」ではあるが、対処法を考えようにも、まともな理論が通じる相手ではない。一部ファンの暴走が、さらに羽生を追い込んでしまったのかもしれない。

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