スポーツ報知
2023年11月26日 2時0分
https://hochi.news/articles/20231125-OHT1T51370.html

浦和のギニア代表FWホセ・カンテ(33)が今季限りで退団する見通しであることが25日、分かった。

スペインで生まれ育った長身184センチのストライカーは3月に完全移籍で加入。5月にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献した。リーグ戦は23試合に出場し、チーム最多の8得点。対人の強さやテクニック、シュート技術を武器にファンから「理不尽」と称されるほどのスーパーゴールを連発し、公式戦12得点をマークした。

昨季、中国1部・滄州でプレー後、浦和加入の3月中旬まで実戦から離れる期間が長かった中、チームの攻撃の中核を担う活躍ぶり。この日の福岡戦後、今季について「自分の仕事には満足している。僕がシーズンをスタートした形を思い出すと、ここまでしっかりチームに貢献できる想像はしてなかった」と話したが、在籍約9か月でクラブを去ることになりそうだ。

カンテを除く浦和のFW登録選手は、興梠慎三(リーグ4得点)、リンセン(2得点)、シャルク(2得点)、高橋利樹(1得点)、安部裕葵(0得点)。来季に向けて、チームをけん引するストライカー補強が急務となる。