楽天・森井誠之球団社長(49)が25日、複数選手からハラスメント被害を訴えられている安楽智大投手(27)に対し自宅待機を命じていると明かした。

 仙台市内で取材対応した森井社長は「まずはファンの方にご心配とご不安を与えてしまい申し訳ございません」と謝罪。続けて「今日の報道を受けまして、今日契約更改がありましたが、本人にも通達しまして、契約更改に関しましては無期限延期としています。その上で本人には自宅で待機をするように通達しました」と現状を報告した。

 安楽はZOZOマリンのロッカールーム内で若手選手を逆立ちさせた状態で下着をずらし下半身を露出させたり、かつて在籍した元選手の頭部を平手打ちを行うなどの暴力行為があったという証言が公になっている。

 森井社長は「その上でですが、本人と会って直接ヒアリングを行っております。その上で本人の言い分を聞きました。全選手、監督、コーチ、スタッフに対してアンケートを送っております。これを全員分集めて、事実確認を行っているのが現在のステータスになります。今日中には集まらないとは思いますが、それも含めて双方の(意見の)部分を照らし合わせて適切な処置、対応をしたいなと思います」と球団関係者約100人にアンケートを送付し、情報収集を行っているとした。

 仮に安楽のハラスメント行為が認定された場合の処分については30日がNPBへの保留者名簿の提出期限となっており、「まさにそのあたりが社内で議論しているところ。認識はしているのでひとつのラインにはなると思う」と説明した。
報知新聞社

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