現地時間11月24日に開催されたリーグ・アンの第13節で、南野拓実が所属する3位のモナコが首位のパリ・サンジェルマンとアウェーで対戦した。

 途中出場した日本代表のシリア戦から中2日にもかかわらず、3-4-2-1の2シャドーの右で先発した南野は6分、ボックス内でいい形でボールを受けるもシュートはDFにブロックされる。

 その後は激しく攻め合うなか、モナコは18分に先制を許す。デンベレのシュートをGKのケーンが痛恨のキャッチミス。これをFWゴンサロ・ラモスに詰められた。

 しかし22分、今度はパリSGのミスを突いて、アウェーチームが同点に追いつく。相手GKドンナルンマのパスミスをカットした南野が、胸トラップから左足を一振り。強烈なシュートをねじ込んでみせた。

 日本代表アタッカーの今シーズンの4点目で振り出しに戻すも、37分にマガサがデンベレへの不用意なファウルでPKを献上。これをエムバペに決められ、勝ち越しを許す。

 それでも44分、ゴロビンのパスを受けた南野が絶好機を迎えるも、シュートはGKドンナルンマにセーブされる

 後半に入って70分、FKを見事なトラップで収めて抜け出したデンベレにニアサイドをぶち抜かれて3点目を許すと、その2分後にもヴィティーニャにミドルシュートを叩き込まれ、リードを広げられる。

 だが75分、南野がターンから見事なスルーパスを送り、裏抜けしたバロガンが決めて2点差に迫る。1ゴール・1アシストとキレキレだった南野は79分の3枚替えでベンチに下がる。

 後半アディダスタイムにも失点し、2-5で敗れたモナコは、王者との勝点差が6に広がった。

11/25(土) 6:58配信 サッカーダイジェスト
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