マンチェスター・シティが昨シーズンの収益を発表した。

昨シーズン、シティはプレミアリーグ3連覇に加え、4年ぶりのFAカップ制覇、そして念願であったUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たし、見事に3冠を果たした。

この効果もあってか、シティは7億1280万ポンド(約1337億円)という記録的な収益をたたき出した。この数字は、2021−22シーズンに得た収益を1億ポンド近く上回っただけでなく、マンチェスター・ユナイテッドが先月発表した昨シーズンのプレミアリーグ記録である6億4840万ポンド(約1219億円)を大幅に上回った。

収益が急増したことにより、利益も2021−22シーズンの4170万ポンド(約78億円)から8040万ポンド(約150億円)と倍増している。

これを受け、現在シティの会長を務めるカルドゥーン・アル・ムバラク氏は、今後のシティの在り方について以下のように語っている。

「CL優勝と3冠を達成したことで、最も聞かれたのは『どうやってそれを超えるのか』だった。その答えは、私たちにこの成功をもたらした実績のある哲学と実践をさらに強化し、フィールドの内外で新たなレベルのパフォーマンスを達成できるよう、常に革新を続け、自分自身に挑戦することだ」

「今日の成功は、明日へのさらなる投資を意味する。私たちの財政的な健全性とフィールド上での成功は、シティに関係するすべての人がワクワクしながら将来を楽しみにできることを意味している」

収益の世界記録は2018−19シーズンにバルセロナが獲得した8億6100万ポンド(約1615億円)だが、シティがこれを更新する日はそう遠くないのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f91aa66699eb993f4cac217109208b91fe28da