2023年10月29日

アバター画像 アニギャラ☆REW編集部

 アニメのパチンコ・パチスロ化は、たびたび作品ファンから喜ばれることもあれば、失望されることもあります。

 たとえば、今年の8月にパチンコ化した『機動戦士ガンダムSEED』では、予想外の演出からファンの間で賛否を呼んでいます。

 次の4つの作品も長らくファンから愛されているだけに、パチンコ・パチスロ化したことでさまざまな物議を醸しました。




◆リーチアクションは誰もが涙するあの死亡シーン──『世界名作劇場』

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©NIPPON ANIMATION CO.,LTD. ©Sammy ©GINZA
<画像引用元:銀座の公式Webサイトより ©NIPPON ANIMATION CO.,LTD. ©Sammy ©GINZA>

 『世界名作劇場』とタイアップした『CRフランダースの犬と世界名作劇場』は、リーチアクションに『フランダースの犬』のネロとパトラッシュが天に召されるシーンが使われ、ファンに大きな衝撃を与えました。

 本機はメーカー「銀座」が開発し2008年に導入が始まります。この台は『世界名作劇場』で放送されたうち、誰でも知っている『フランダースの犬』、
『母をたずねて三千里』、『ふしぎな島のフローネ』の原作を忠実に再現した演出が見られるのが特徴で、豪華な顔ぶれだけに夢の共演といわれていました。

 リーチ演出では各作品の名シーンが見られ、当たりを引けば『母をたずねて三千里』ではマルコと母親が再会するシーンを、『ふしぎな島のフローネ』ではフローネが陸地を発見するシーンを見られます。

 しかし一方で、『フランダースの犬』のリーチ演出では、ネロとパトラッシュが天に召されれば当たりとなり、ファンに大きく衝撃を与えました。

 この演出はファンの中でも「人が死んだら当たりとか不謹慎すぎる」と批判する人がいる一方で、「ほかのパチンコでも人が死ぬシーンを使ったリーチはある」と擁護する人もおり、賛否両論を招きます。

 そのためかこの台は次第に姿を消し、今では見ることがなくなりました。




◆魔法少女がパチスロ化して多くのファンが戸惑う!──『魔法少女まどか☆マギカ』
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