10/28(土) 16:52配信

スポニチアネックス

 ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」の吉井和哉(57)が、28日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。急逝した「BUCK-TICK」のボーカル、櫻井敦司(さくらい・あつし)さんを追悼した。

 「1994年の『L.S.B』というイベントに出させていただいていなかったら今のイエローモンキーはなかったと思います。この新作も風格を通り越して妖気すら感じる歌世界。先駆者としてこれから更なる境地へ向かわれると期待していた矢先本当に残念です。ご冥福をお祈りします」とつづった。

 「L.S.B」は、1994年8月に行われたライブイベント。メインで出演したLUNA SEA、SOFT BALLET、BUCK-TICKの頭文字をとって名付けられ、THE YELLOW MONKEYもゲスト出演していた。

 「BUCK−TICK」はビジュアル系バンドの草分け的な存在で、櫻井さんは19日午後11時9分に脳幹出血のため57歳で死去した。急逝した19日はKT Zepp Yokohamaで公演。午後6時半に開演し、櫻井さんは1曲目の最後、ステージの階段を下りる際にふらついて転倒。すぐに立ち上がれなかった。3曲目「絶界」の歌唱後にスタッフを呼び、肩を借りて2、3分話した後に歩いて退場。メンバーも駆け寄り、ギターの今井寿が「ちょっと休憩」と観客に伝えたが再開することはなく、そのまま中止。櫻井さんは会場から救急搬送されたが、数時間後に息を引き取った。

 吉井自身は今月、早期の喉頭がんで治療を行っていたことを公式サイトで公表しており、フォロワーからは「吉井さんいつまでも元気でいてください。素敵な曲たくさん聴かせてください」「吉井さんとあっちゃんは私のロックスターです」「また泣けてきた」「ほんとに早すぎますよね…イエローモンキーの皆様もくれぐれもご自愛ください」などとコメントが寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c76dd7b9d983e438d53e59a1813b6596d8f61f