モンツァに所属するアルゼンチン代表FWパプ・ゴメスがドーピング違反によって、FIFAから2年間の活動停止処分を受けたことが明らかとなった。

今夏にセビージャを退団したゴメス。その後、モンツァと1年間の契約を結んでいたが、クラブは「身体からテルブタリンが検出された」と発表し、スペイン・アンチ・ドーピング委員会の第一級処分に関する通知を受け取ったことを明かした。

パプ・ゴメスの言い分では、体調が悪かった夜に子供が使用している薬用シロップを服用し、そのシロップに禁止薬物が含まれていたとのことだが、服用前にクラブにも対応する機関にも相談はしなかったとのことだ。

なお、パプ・ゴメスはアルゼンチン代表として2022年カタール・ワールドカップ(W杯)、セビージャの選手として2023年ヨーロッパリーグ優勝を達成。35歳にしてキャリアの全盛を迎えていた。今回正式に処分を科され、現役引退の可能性も浮上している。

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